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コモンデッキ博覧会
アラーラブロック
白青ウイニー

デッキポジション
能動■□□□受動
攻撃■□□□妨害
単純□■□□連携

アラーラブロック
白青ビートコントロール
メインデッキ
22 土地
12《平地/Plains(ALA)》
10《島/Island(ALA)》

26 クリーチャー
4《アクラサの従者/Akrasan Squire(ALA)》
4《器用な決闘者/Deft Duelist(ALA)》
4《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus(CON)》
4《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》
4《エーテル階級の騎士/Ethercaste Knight(ARB)》
4《エスパーの嵐刃/Esper Stormblade(ARB)》
2《鉤爪の強兵/Talon Trooper(ARB)》

12 その他の呪文
4《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《急使の薬包/Courier's Capsule(ALA)》
4《確実性の欠落/Lapse of Certainty(CON)》

コモンデッキ博覧会シリーズ
デッキデザイナー:九印
2009/05/27

特徴

 このデッキはとにかく序盤からクリーチャーを展開し、数で相手を圧倒して押し切るのが目的です。
 そのため、クリーチャーのほとんどが1〜2マナで構成されていますが、戦闘に役立つ能力を持っているので、相手の大型クリーチャーにもひけをとりません。
 呪文は序盤の優位を確保するためのものが搭載されています。

長所

 小型クリーチャーが多いため、序盤から動くことができ、動きの遅いデッキに対してプレッシャーをかけていくことができます。相手が何もできないうちに勝ってしまうこともあるでしょう。
 相手に単体除去呪文を使われても、代わりのクリーチャーが多いため、それほど大きな問題になりません。打ち消し呪文も同様です。
 デッキのどこを切っても同じような役割のカードを引けるので、いつも安定した動きをしてくれるのもよいところです。

短所

 クリーチャーをある程度並べることが前提のデッキなので、全体除去に弱いです。タフネスも高くないので全体火力も全体除去と同じ効力を発揮します。十分な攻め手を確保できていれば残りを手札に温存するのがよいでしょう。
 また、一回り以上大きいクリーチャーや壁のようなタフネスの高いクリーチャーを出されると攻めあぐねることがあります。こちらのクリーチャー除去は枚数が少ないので、使いどころを考えて攻めの姿勢を維持してください。

カード個別解説

《アクラサの従者》
 1マナ1/1ですが、賛美を持っているので、自身で攻撃できなくても無駄にはなりません。

《器用な決闘者》
 2マナ2/1で先制攻撃を持つので相手のタフネス2以下のクリーチャーを気にせず攻撃したり、逆にブロック要員として残しておくことで守りを固めることもできます。被覆があるので除去呪文などで計算が狂うことも少ないはずです。

《宮廷のホムンクルス》
 他にアーティファクトをコントロールすれば2/2になるため、デッキにアーティファクトカードを合計20枚搭載されているこのデッキでは序盤からの攻め手となりえます。

《ヴィダルケンの異国者》
 2マナ2/2でプロテクション(赤)を持つため、火力呪文などに強く、安定した攻撃手段になります。

《エーテル階級の騎士》
 賛美を持っているため、単体で攻撃すると2/4になります。このタフネスの差で相手の小型クリーチャーに対して優位に立てます。それ以上のクリーチャーが登場すれば、他のクリーチャーを賛美で強化できます。

《エスパーの嵐刃》
 他の多色カードがあれば3/2飛行になるため、このデッキの主力として活躍してくれます。賛美を組み合わせて単体で攻めあがるのもよいでしょう。

《鉤爪の強兵》
 3マナですが2/3飛行という安定した能力を持つので、その回避能力を生かして相手のライフを削りきることができます。

《忘却の輪》
 3マナで土地以外のどんなパーマネントでも一時的に除去できるので、中盤に出てくる相手の重要カードを取り除いて1〜2ターンを稼ぎ、相手の最後のライフを削りきるような使い方をします。このデッキ唯一の除去呪文なので使いどころをよく考えましょう。

《急使の薬包》
 クリーチャーを出していくとすぐに手札がなくなるので、手札の補充に役立ってくれます。《宮廷のホムンクルス》のために少しの間、場に残しておく手もあるでしょう。

《確実性の欠落》
 この打消し呪文を使うことで、実質相手の1ターンを無駄にできるので、最後の一押しをする時間を稼ぐために使うことになります。

プレイの指針

 1〜3ターン目あたりは、まずクリーチャーを展開していきます。1ターン目に1体、2ターン目に1体、3ターン目に2体、と展開できれば最上でしょう。その間に相手がクリーチャーを出してこなければ、そのまま攻撃してライフを削っていきます。
 4体ほどクリーチャーを出せば、数ターンで相手を殴り倒すに十分です。それ以降は除去に備えて手札に温存するのがよいでしょう。相手が壁を出してきて、こちらのクリーチャーが倒されることは無いけどダメージを本体に通せない、というような状況であればもう少し場にクリーチャーを展開していく手もあります。

 中盤は相手も動いてくるので、こちらが攻撃し続けられるような状況を作りましょう。相手がこちらのクリーチャーで対処しにくい大型クリーチャーを展開したり、危険なエンチャントやアーティファクト、プレインズウォーカーを出してきたのであれば、《確実性の欠落》で時間を稼ぎ、《忘却の輪》で対処します。
 相手がまだ動いてこないなら、《急使の薬包》で手札を補充して先に備えるのがよいでしょう。

 それ以降は相手も守りを固めたり除去呪文を使ってきたりするので、《エスパーの嵐刃》《鉤爪の強兵》の攻撃を賛美で強化して本体に通していくことで相手の最後のライフを減らし、全体除去呪文などの致命的な呪文は《確実性の欠落》で時間を稼ぎましょう。

デッキを強化するアンコモンカード

《印章持ちの聖騎士/Sigiled Paladin(ALA)》
 2マナ2/2先制攻撃でさらに賛美を持つので、攻めるにも守るにも、他のクリーチャーで攻めるにも役に立つ高性能クリーチャーです。

《古代の聖塔/Ancient Ziggurat(CON)》
 クリーチャー呪文にしか使えませんが、好きな色マナが出るので、序盤の色事故を回避することが出来ます。クリーチャーの枚数の多いこのデッキには合うでしょう。

《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》
 これをプレイするとほぼ確実にクリーチャーを1体追加できます。賛美があるのでその後の戦闘でも役に立ちます。入れ替えるとすれば《急使の薬包》でしょうか。


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