デッキポジション
能動 | ■□□□ | 受動 |
攻撃 | ■□□□ | 妨害 |
単純 | □■□□ | 連携 |
ローウィンブロックコモンデッキ
白単キスキン
メインデッキ |
22 土地
22《平地/Plains(LRW)》
28 クリーチャー
4《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》
4《キスキンの大心臓/Kithkin Greatheart(LRW)》
4《鳥の変わり身/Avian Changeling(LRW)》
4《蚊の守り手/Mosquito Guard(MOR)》
4《バリラシュの旗騎士/Ballyrush Banneret(MOR)》
4《ブレンタンの爆撃手/Burrenton Bombardier(MOR)》
4《キスキンの西風乗り/Kithkin Zephyrnaut(MOR)》
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10 その他の呪文
4《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft(LRW)》
4《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
2《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》
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コモンデッキ博覧会シリーズ
デッキデザイナー:九印
2008/05/04
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特徴
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キスキンデッキはいわゆるウイニーデッキとして機能します。小型クリーチャーを序盤から大量に並べて、相手が何かするまえにスピードと数で圧倒するデッキです。
相手より先にクリーチャーを展開して攻撃し、相手がブロッカーを出してきたら除去や強化呪文で排除します。
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長所
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クリーチャーの展開が早いので、遅いデッキがまともに行動できるようになる前に、ゲームに勝つことができます。
切り札的なクリーチャーが存在せず、どれも似たようなコストとパワーを持つため、1体のクリーチャーを除去されたりカウンターされたぐらいでは支障はありません。
また、エンチャントやアーティファクトもたいてい壊せますし、相手のクリーチャーも無力化したり除去したりできるため、相手の1枚のカードで手詰まりにはなりません。
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短所
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たくさんクリーチャーを並べるので、クリーチャー全部を破壊したり、全体にダメージを与えるような呪文に弱いです。
また、手札が無くなると、白は追加でカードを引くのが苦手なため何も出来なくなります。
ですので、全体除去を使ってくる相手には、相手を殴り倒すのに十分な数のクリーチャーを並べたら、残りは手札に温存しておく戦法が有効です。
クリーチャーが小さいので、相手がちょっと大きいクリーチャーを出してくると、とたんに攻撃できなくなってしまいます。相手のクリーチャーを除去できるカードや、一時的に味方クリーチャーのサイズをアップできるカードは使い時をよく考えましょう。
クリーチャーを出して殴ることしかできないので、それをいったんしのがれると勝ち目がありません。勢いをつけて一気に相手を倒すよう心がけましょう。
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カード個別解説
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《ゴールドメドウの侵略者》
1マナで、相手の一番いやなクリーチャーをタップすることができます。これで大型クリーチャーをタップして、味方の攻撃を通しましょう。
《キスキンの大心臓》
巨人がいれば3/2先制攻撃になります。このデッキに巨人そのものは入っていませんが、巨人でもある《鳥の変わり身》と、巨人にもなれる《ルーン刻みの鍾乳石》があるので、けっこう3/2先制攻撃になれます。巨人がいなくても2マナでパワーが2あるので及第点です。
《鳥の変わり身》
3マナ2/2で飛行を持っているので、攻撃が通りやすいです。《キスキンの大心臓》とプチコンボ。
《蚊の守り手》
序盤に引けば1/1先制攻撃、後半に引いたら味方のクリーチャーを強化するために使えます。
《バリラシュの旗騎士》
ただでさえ軽くて早いキスキンデッキが、さらにスピードアップします。2マナパワー2なので後半でも及第点です。
《ブレンタンの爆撃手》
3マナ2/2飛行で攻撃に使えるほか、味方を強化できます。
《キスキンの西風乗り》
このデッキの攻撃の切り札です。通常は3マナ2/2ですが、アップキープにライブラリーの一番上がキスキンや《鳥の変わり身》であれば4/4飛行警戒になるので強力なアタッカーになれます。《思考の糸のうねり》もキスキン・カードです。
《思考の糸のうねり》
味方全体を一時的に強化して、カードが1枚引けます。クリーチャー戦で自分のクリーチャーを守るために使いましょう。
《忘却の輪》
このデッキ唯一の直接除去カードです。基本的にはどうしても除去したい相手のクリーチャーを狙いますが、危険なエンチャントやアーティファクトにも使えます。
《ルーン刻みの鍾乳石》
安いコストで簡単にクリーチャーを強化できます。強化したクリーチャーが死んでも次のクリーチャーを強化できるので便利です。《キスキンの大心臓》とプチコンボ。
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プレイの指針
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とにかく毎ターンクリーチャーを出して、攻撃しましょう。
ただし、こちらに2/2クリーチャーがいて、相手が3/3クリーチャーをコントロールしているだけ、といった状況ではむやみに攻撃してはいけません。クリーチャーの数で上回らないといけないので、無駄死には避けるべきです。
クリーチャーをタップする能力や除去呪文を使い、こちらのクリーチャーが死なずに攻撃できる状況を作り上げましょう。
相手が1体のクリーチャーしか出していない状況なら、《ゴールドメドウの侵略者》でタップしましょう。残りの味方のクリーチャーは全軍攻撃です。
全軍で攻撃すれば本体にダメージを通せるけど、何体かの味方のクリーチャーが死んでしまう、という状況では、自分と相手のライフ、残るクリーチャー、といった状況を確認して、攻撃するかどうか判断する必要があります。
サイズが同じクリーチャー同士であれば、相打ちと見せかけて攻撃して、《思考の糸のうねり》で自分のクリーチャーを一方的に勝ち残らせることができます。インスタントなので、相手の不意をついて計算を狂わせることができるでしょう。
後半、お互いにクリーチャーが並んできて攻撃を通すのが難しくなってきたら、味方の飛行クリーチャーの出番です。
相手クリーチャーが飛行か到達を持っていなければブロックされないので、相手の残りライフを削り取るのに最適です。
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デッキを強化するアンコモンカード
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《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》
たった1マナで2/2クリーチャーを出すことが出来ます。1ターン目に出す攻撃クリーチャーとして活躍してくれます。
手札からキスキン・カードを見せる必要がありますが、このデッキなら手札にキスキン・カードが無いということはないでしょう。
《皺だらけの主/Wizened Cenn(LRW)》
ほかのキスキン・クリーチャーを強化してくれます。相手にブロッカーがいなければ攻撃することもできる、便利なクリーチャーです。
《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》
2マナ2/2で先制攻撃、さらに絆魂を持っています。先制攻撃があるので相手の小さなクリーチャーでは相打ちをとられることがありません。
攻撃しつつ自分のライフを回復できる強力カードです。
《主の戦術家/Cenn's Tactician(MOR)》
デッキに入っているほとんどのクリーチャーは兵士なので、このクリーチャーを利用すればどんどんサイズを大きくすることができます。時間を稼げば相手のどのクリーチャーよりも大きくなるでしょう。
飛行クリーチャーを強化していけばすぐにゲームに勝つことができます。
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