デッキポジション
能動 | ■□□□ | 受動 |
攻撃 | □■□□ | 妨害 |
単純 | ■□□□ | 連携 |
シャドウムーアブロック
黒赤ビートダウン
メインデッキ |
24 土地
13《沼/Swamp(SHM)》
11《山/Mountain(SHM)》
18 クリーチャー
4《鎌の切り裂き魔/Sickle Ripper(SHM)》
4《燃えさし打ちの二人組/Emberstrike Duo(SHM)》
4《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
3《煤歩き/Sootwalkers(SHM)》
3《邪教印の燃えがら/Cultbrand Cinder(SHM)》
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18 その他の呪文
4《亜神の拳/Fists of the Demigod(SHM)》
4《傷跡/Scar(SHM)》
4《魂の刈り取り/Soul Reap(EVE)》
4《穿刺破/Puncture Blast(EVE)》
2《カラスの罪/Raven's Crime(EVE)》
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コモンデッキ博覧会シリーズ
デッキデザイナー:九印
2008/10/05
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特徴
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黒も赤もクリーチャーを除去するのが得意な色なので、相手のクリーチャーを除去しながらどんどん攻撃していくスタイルになります。
一方でクリーチャーはやや貧弱なので、相手のクリーチャーを呪文で除去するか、クリーチャーで勝負するかを考える必要があります。
火力呪文はクリーチャーを除去する以外にもプレイヤーにダメージを与えることができるので、膠着したときも勝負を決める手助けになるでしょう。
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長所
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クリーチャーを除去する手段が豊富にあるので、弱いクリーチャーには軽い除去、強いクリーチャーには確実な除去と使い分けることができます。
また火力呪文はクリーチャーがいないときにも本体に打ち込むことができ、クリーチャー同士がにらみ合いになっても本体にダメージを与えることで決着をつけられます。
手札破壊呪文で相手の呪文を捨てさせることで、相手の手札を消耗させて長期戦の不利を防ぐこともできます。
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短所
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クリーチャーのサイズが小さいので、弱い火力呪文でも簡単に除去されてしまいますし、相手の大きなクリーチャーをクリーチャーで対処することが難しいです。またクリーチャーを並べることが多いので、全体除去呪文も苦手です。
攻撃するのに十分なクリーチャーの数を出したら残りは温存し、相手の手ごわいクリーチャーには除去呪文を使うとよいでしょう。
エンチャントを破壊できないので、手札にあるうちに手札破壊呪文で捨てさせる以外に対処法がありません。
あまり1枚のカードで複数のカードを相手取るアドバンテージ戦略を取れないので、試合が長引くとじわじわと不利になることが多いです。どうやって早く決着をつけるか考えておくとよいでしょう。
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カード個別解説
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《鎌の切り裂き魔》
2マナパワー2なので序盤のアタッカーとして十分な性能です。そして萎縮があるので、相手の大型クリーチャーをブロックして死んだとしてもそれのサイズを縮めることができます。
《燃えさし打ちの二人組》
出してからほかの黒赤呪文をプレイすれば2/2先制攻撃になりますし、《亜神の拳》をつけたターンは4/4萎縮先制攻撃になるので、相手のサイズが7/7であっても攻撃できます。
《フェアリーの忌み者》
3マナ2/2飛行と回避能力があるので攻撃の手を休めずにすみます。相手が頑強などの厄介な墓地からの再利用を使っている場合は、手札に残しておいて墓地のカードをゲームから取り除くのも重要です。
《煤歩き》
4マナ3/3と及第点のサイズを持ち、《燃えさし打ちの二人組》の一時強化にもつながります。
《邪教印の燃えがら》
サイズは3/3ですが、クリーチャー1体に-1/-1カウンターを1個置けるので、相手の邪魔なクリーチャーを弱めたり、頑強クリーチャーが戻ってこないようにすることができます。
《亜神の拳》
黒赤のクリーチャーにエンチャントすることで+2/+2に加え先制攻撃と萎縮がつきます。萎縮と先制攻撃がつくことで、クリーチャー戦闘で圧倒的に有利になるでしょう。
《傷跡》
-1/-1カウンターを置く軽い除去です。頑強クリーチャー対策にもなりますし、赤黒の呪文である点もポイントとなります。
《魂の刈り取り》
タフネスの高さなどを無視してクリーチャーを除去できる安定した除去です。先にほかに黒い呪文を使っておけばボーナスもあります。
《穿刺破》
3マナ3点インスタントの使いやすい火力呪文です。萎縮を持っているので倒しきれない大型クリーチャーに使っても無駄になりません。
《カラスの罪》
1枚捨てさせるだけですが、黒い呪文なので《燃えさし打ちの二人組》を強化できますし、手札に不要な土地を溜め込んでおくことで何度もプレイして相手の手札を無くすこともできます。
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プレイの指針
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序盤は《鎌の切り裂き魔》《燃えさし打ちの二人組》《フェアリーの忌み者》を出して積極的に攻撃していきましょう。無駄死にはよくありませんが、相手のクリーチャーと相打ちになってもかまいません。
《傷跡》を使えばブロッカーに-1/-1カウンターを置きつつ《燃えさし打ちの二人組》を2/2先制攻撃クリーチャーにできる戦闘トリックがあるので、序盤の攻防で有利に立つことができるでしょう。
中盤からは《煤歩き》《邪教印の燃えがら》を出して層を厚くしつつ、相手の主力クリーチャーを《魂の刈り取り》《穿刺破》で除去して、こちらの攻撃が通るようにします。
《亜神の拳》をそれらにエンチャントすれば、先制攻撃と萎縮を持つ5/5クリーチャーになるため、相手に除去がないかぎり、戦闘をそのまま押し切ることができるでしょう。
最終的には《亜神の拳》パワーか、飛行を持つ《フェアリーの忌み者》、また本体への《穿刺破》で勝負を決めることができます。
相手が手札を溜めて後半に動くデッキの場合は、こちらのデッキは5マナもあれば動くので、残りの土地を手札に溜め込んでおき、《カラスの罪》で相手の手札を空にしてしまいましょう。
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デッキを強化するアンコモンカード
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《増え続ける荒廃/Incremental Blight(SHM)》
頑強対策にもなる、強力なアドバンテージカードです。最大3体のクリーチャーを除去できますし、除去できないにしても相手の戦線をがたがたにしてしまいます。
《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》
3マナ4/4と除去されづらいパワーファイターです。ブロックにまわることはできませんが、《亜神の拳》をつけて6/6萎縮先制攻撃としてアタックすれば相手クリーチャーは壊滅状態になるでしょう。
《クルラスの騎士/Kulrath Knight(SHM)》
3/3飛行萎縮という基本性能の上、カウンターが乗った相手クリーチャーを戦闘不能にすることができるので、《傷跡》や萎縮との相性は抜群です。
《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》
除去にも本体火力にもなるクリーチャーなので、アドバンテージをとりやすいです。頑強があるのでよいブロッカーにもなります。
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